デジタル補聴器とは?
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◆デジタル補聴器とは、入ってきた音声(アナログ信号)をデジタル信号(数値)に変換し、内臓された超小型のコンピュータを使って高速計算(1秒間に1億〜1億5千万回もの計算)をし、複雑な音声信号処理を行います。よって、補聴器の聞きとりの大敵の雑音を抑えて会話音を浮き立たせるなど、今までの補聴器では不可能だった事ができる様になりました! |
◆このデジタル音声処理によって補聴器の性能が飛躍的に向上しました。人間の声と人間の声以外の音をある程度区別し、人の声以外の音(雑音)はあまり増幅せずに人間の声をしっかり増幅するような装置が内蔵されているのです。よって、交通量の激しい道路や駅のホーム等、騒がしい環境における聞き取りが、アナログ型に比べて格段に向上しています。外出されることの多い方に特にお奨めいたします! |
◆また、音量調整(ボリューム操作)が自動化された補聴器です。自動で聞き取りやすい音量に調整してくれるのです。よって、うるさい音・大きな音などは抑えてくれ、聞き取りにくい小さな音は聞こえる様に大きく増幅します。環境に合わせていちいちボリュームをいじる手間がありません! |
◆しかし、自分で自分の思うとおりボリューム(音量)調整ができていた方には、かえって使いづらい場合もありますので、ご注意ください。特に高度難聴の方で、高出力の補聴器をお使いの方には、音量感が物足りない、と感じられるようです。よって、いちいちボリューム調整を自分でするのはわずらわしい方や、ボリューム操作がうまくできないという方におすすめです。また、従来の補聴器が「やかましい」「うるさい」と不満をもたれていた方には最適な機種と言えます! |
◆さらに、このデジタル補聴器はパソコンと接続し(その補聴器のメーカー・機種を取扱・販売店における)パソコン操作によって調整を行うことができます。よって、音質を実に細かく、微妙な調整をすることができるのです。例えば、電話の声が聞き取りにくい、女性の声は聞こえるけれど男性の声が聞き取りにくい、ハウリング(ピーピーという)がする、人込みの中で声が聞き取りにくい、などの使っていて不自由な点や、もうちょっとこうあってくれたらいいのにな、といったような具体的な症状を改善する調整を行うことができます! |
◆以上のように、新世代の「デジタル補聴器」とはまさに“ 頭脳を持った補聴器”と言えるでしょう。 よって、今までの補聴器にない「心地よい」と感じられる「自然でやさしい聞こえ」が実現いたします! 『岡野商店』 岡 野 和 典 |